豆知識

乳歯の生え変わる順番

乳歯の生え変わる時期について

乳歯は6歳頃、下の前歯から生え変わりが始まります。
そこから、7~8歳で上の前歯、8~9歳で前から奥へ順番に、10~11歳で奥歯が乳歯から永久歯に生え変わっていきます。12歳までにすべて永久歯へ変わることが多いようです。
その後に奥歯・親知らずが生えてくるといった順番になります。
実際には4~5歳で生え変わり始めたり、7歳になって初めてグラグラする子もいます。あくまでも6歳は目安なので、多少前後しても心配することはないでしょう。
また、6歳といえば乳歯が抜けるだけではなく、6歳臼歯が生えてくる年齢でもあるため、仕上げ磨きの際に確認をしていきましょう。歯茎をかぶっている期間が長いため、磨き残しがつきやすく、全部出てくる頃にはすでに虫歯という場合もあるので、注意が必要です。
乳歯をケアせず虫歯をほかっておいてしまうと、次に生えてくる永久歯に影響が出てしまいます。しっかりケアしておきましょう。
乳歯は20本、永久歯は親知らずを入れて32本生えてきます。6歳臼歯よりも奥に生えてくる臼歯が、最初から永久歯です。
下の前歯によくみられる、乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてくるとき、いつまでも乳歯が抜けないとき、抜けたまま3か月ほど生えてこないときは要注意なので、歯科医に相談しましょう。

乳歯が抜ける前後のケアについて

グラグラしており、ほとんど抜けかかっていて、少しだけ歯茎にくっついている状態なら抜いても大丈夫です。指でつまんで揺らしたり、少し引っ張ってみると抜けやすいです。
しかし、グラグラしているけれどしっかりしている場合は、歯茎が割けて出血してしまうので、止めておきましょう。止血はガーゼやコットンを10分ほど噛みながら待ちましょう。
刺激の強い食べ物は避け、口腔内をいつもより清潔にし、なるべく触らないようにしましょう。

まとめ

乳歯の生え変わりの時期や順番は個人によって異なる場合があります。しかし、異なっていても問題ではないので、少しずつ様子をみていくことが大切です。