お口の病気

歯周病によって歯を失ってしまう

歯周病の段階

歯周病は炎症が歯ぐきの範囲におさまっているものを歯肉炎(G)、歯ぐきを越えて歯を支えている骨(歯槽骨)まで進行しているものを歯周炎(P)と言います。歯周炎は程度によりP1~P4に分かれます。歯周病とは歯肉炎と歯周炎の総称のことであり、G・P1・P2・P3・P4の5段階にわけることができます。
これら歯周病は、決して大人だけの病気ではありませんし、また年をとると必ずかかるというわけでもありません。
最近では歯周病の低年齢化も問題になっています。
ただし毎日のブラッシングさえ、しっかりしていれば必ず予防ができるので、治療に通い、メンテナンスを小まめにすることにより進行を止めることも出来ます。

歯周病の治療はプラークコントロール

歯周病は、毎日のブラッシングがしっかりできていれば必ず予防はできます。
そしてもし歯周病になってしまったとしても、治療の原則は、プラークコントロールを基盤とした早期発見、早期治療です。
早めに適正な口腔清掃指導や生活習慣を改善するための指導を受けたり、歯石がある場合は取ってもらうなど、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。